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私が1年間騙された既婚者、マッチングアプリで出会った外資系ハイスペック男性

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私は40歳で離婚してすぐに再婚を目指して再婚活を始めました。

しかし結婚相談所、マッチングアプリ、何もかもうまくいかず全滅。

その中でも長い時間を費やしてしまったのが「外資系ハイスぺ既婚者」

彼とは1年もお付き合いしたのですが、実は既婚者だったのです。

目次

「外資系ハイスぺ(既婚者)」のプロフィール

彼は某有名外資系企業勤務

年収は2000万以上

学歴は有名私立男子校からの超難関大学卒

のエリートでした。

結婚歴はバツイチ子供なし。(但し、プロフィール上)

ちょっと小太りでお腹が出たおじさん体形、決してかっこいいとは言えないタイプでしたが、

私にとって彼の高スペックは完璧でした。

イケメンじゃないけど一緒にいて楽しかった

彼は営業として外資系企業を何社も渡り歩く凄腕の営業でした。

大手企業を顧客にしているのもあり、コミュニケーション能力が高く、とてもよく気が利く。

初デートも映画を見た後、食事のお店をサラッと予約してくれてとてもスマート。

趣味が多いので話も面白く、一緒にいてとても楽しかったのを覚えています。

5月:付き合って3週間で京都旅行(春)

彼とは意気投合してすぐにお付き合いすることになり、3週間後の3回目のデートには京都旅行へ。

京都なのに東京から飛行機!!!

新幹線ではなく、京都旅行に飛行機が予約されていたのです。

それがまたカッコ良く思えて、ますます好きになってしまった私なのでした。

今考えてみれば、マイレージが余っていたのでしょう(笑)

6月:台湾旅行はビジネスクラス

京都旅行の翌月には台湾旅行へ。

飛行機はなんとビジネスクラス!!

飛行機で旅行と言えばエコノミークラスの私はとても嬉しかったですね。

また、空港で飛行機を待つ間は航空会社のラウンジでシャンパンやワインを飲んでゆったり。

そんなお姫様気分を味合わせてくれた彼に、私はどっぷりハマっていったのでした。

バイクで北海道一周旅行(夏)

彼の趣味のひとつがバイク。

大型の数百万はするであろうバイクに乗っていました。

彼の提案で、夏休みには二人乗りで北海道一周旅行をしようということに。

「後ろで寝たらバイクから落ちて死んじゃうよ」

そんなスリルもあり、ますます私は彼を好きになってしまったのかもしれません。

東京から新潟にバイクで行き、そこからフェリーに乗って北海道へ。

私にとっては何もかもが初めての体験でした。

念願の「シンガポール旅行」でもあれっ?(秋)

秋にはシンガポール旅行へ。

常々シンガポールに行きたいと思っていた私は、彼の提案をすぐに受け入れました。

でも、旅行に行くことが決まってすぐに次のように言われました。

「飛行機チケットは自分でとってね。安いのあるから」

(え???台湾旅行のビジネスクラスはなんだったの?)

そう思ったのですが、チケットくらいいいか、とあまり深く考えていなかったのです。

この頃から彼の不振行動が現れ、私も不安な日々が多くなります。

彼に来ていたペアーズからのメール「いいねが届きました」

シンガポール旅行中、ふと彼が見ていたスマホに目をやると、

ペアーズからのメール「いいねが届きました」というタイトルが目に入りました。

彼とは他のアプリで知り合い、付き合い始めてすぐにお互いそのアプリを退会したのです。

しかし、別のアプリは継続していたのですね。

後日、「この間、メールが見えちゃったんだけど、ペアーズまだやってるの?」

と彼に聞いてみましたが、何かごちゃごちゃ言ってとぼけていました。

もうこの時点で完全に黒!!!

「早く別れろ!!!」とこの頃の私に言いたい。

四国一周旅行の帰り、妻からの電話(冬)

冬には彼とバイクで四国一周旅行に行きました。

四国から東京に戻り、二人で夕食をとっていると、彼に着信が。

ふと彼の携帯を見るとそこには「みゆき(仮名)」と書かれていました。

彼の奥さんでしょう。

旅行から帰ってきた彼に奥さんから電話がかかってきたのです。

「まだ離婚してないの?」

彼に追求してもとぼけるばかり。

不審な行動が続いていたので私からお別れを決意しました。

そんな既婚者の彼と、私は1年も無駄な時間を過ごしてしまったのです。

「あれ?」と思うことは何度もあった

そんな彼にどっぷりハマっていた私。

「そんなに一緒にいたのになぜ既婚者だとわからなかったの?」

そう思いますよね。

実は、「あれ?なんかおかしいな?」という出来事は何度もあったのです。

「30代前半の子は結婚を迫ってくる。それに比べて40代の女性は良いよね」

付き合い始めてすぐ、アプリの話をしている時に彼がこんなことを言ってきたのです。

「30代前半の子は結婚を迫ってくる。それに比べて40代の女性は良いよね」

(え?私も結婚したいって最初に伝えたはずなのに・・・)

(この人は結婚願望がないのだろうか?)

そんな思いがよぎりましたが、私は何も言い返せなかったのです。

バイクの荷物にいつも小さめのヘルメット

彼のバイクの左右にある荷物入れにはいつも小さめのヘルメットが入っていました。

初めて見た時は「誰の?」と思ったのですが、

その時点でかなり好きになってしまっていたので、怖くて聞けなかったのです。

そのうち(元カノのかな?)と自分で勝手に解釈するようにしていました。

そのヘルメットは、後から考えると彼の中学生になる息子のものだったと思います。

アプリのプロフィールには「子供なし」と書かれていたはずなのに・・・

部屋が汚いから家に呼べない

既婚者あるあるなのですが、私も当然、彼の家に呼んでもらえませんでした。

理由は「家が汚いから」。

汚い部屋の写真付きでメッセージをもらいました。

これって、もう完全に黒ですよね?(笑)

でもね、その当時は本当に家が汚いんだな、と思っていたんですよ。

恐るべし、恋愛感情(涙)

男友達(既婚)からの忠告「その男、結婚するつもりないぞ   」

彼とお付き合いしている間に、昔からの男友達と食事する機会がありました。

その男友達に、今お付き合いしている外資系ハイスぺについて話したところ、

友人からひと言、

「その男、結婚するつもりないぞ」

と忠告を受けました。

今思うとそうだよな、と思うのですが、その当時の私はハイスぺ男のことが大好きだったので

(この人、私が幸せになるのが気に入らないのかしら)

と思っていました・・・

私はなんてアホなのでしょうか。

そして更にその友人は言うのです。

「その男、お金が思ったよりないかもしれないぞ。」

(いやいや、何言ってんの!お金あるもん!年収2000万以上だよ!)

その時はそう思ったのですが、確かに年収2000万以上の割には

シンガポール旅行の航空券は私持ち。

それ以外の旅行費用も半分請求されたこともありました。

年収の割にはお金がなかった理由、それは彼が既婚者だったからなのです。

恋は盲目「恋愛感情」は必要だが婚活の最大の敵でもある

もうここまでくると

「こんな男に騙されるなんて、マジで馬鹿なの?!」

と思いますよね。

私だってここまで書いていて「早く気づけよ!」と思いますよ。

でもね、気が付いても目をそらしてしまうのです。

真正面から見るのが怖くなってしまう。

それが「恋愛感情」なのです。

時間を無駄にした私がすべきだったこと

一つ目は

好きになる前、つまり最初の段階で結婚の意志を確認すべきだった。

私は彼のアプリ上でのプロフィールを完全に信じ切っていました。

でも1回目のデートでしっかり確認する必要があったと思います。

二つ目は

交際するスピードが速すぎた

既婚者の目的は何だと思いますか?

彼はとにかく「恋愛」がしたかったのだと思います。

結婚ではなく恋愛がしたかった。

彼は私のことが好きだったと思います。

でもそれだけ。

結婚するつもりはない。

結婚するつもりがなく、恋愛だけしたい男性を阻止するためには、

彼の目的の達成「恋愛を楽しむこと」を早目に阻止し、この子は対象ではないと思わせる必要があります。

「この子は結婚願望が強すぎて恋愛を楽しめないな」

そう思わせる必要がありました。

私の場合はもう少し最初に慎重になるべきだった。

旅行に行くなど親密になるのが早すぎたと思っています。

第三者の忠告に耳を傾けるべきだった

前述の通り、男友達からは散々忠告を受けていました。

にもかかわらず私はガン無視。

「私が幸せになるのが悔しいのね」

そう思いあがっていました。

友人は私のためを思ってアドバイスしてくれていたのに。

婚活女性にはそんな無駄な経験をしないでほしい

この記事、結構サラッと書いていますが、彼とお付き合いしていたころは情緒不安定で良く泣いていました。

彼に子供がいることが発覚したり、既婚者だとわかってお別れした時には

「死んでしまいたい・・・」

と思い、涙が出なくなるまで号泣しました。

そして何よりも、私の若くない40代の大切な時間を無駄に過ごしてしまった。

「結婚したい」と婚活を頑張っている40代以上の女性に

つらい思いをしてほしくない、

傷ついてほしくない、

無駄な時間を過ごさないでほしい、

そんな気持ちで今のお仕事をしています。

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